治療

術式と術後の状態、退院後のリハビリ・外来受診

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2020-08-19

関節外科

術式によって術後の状態は違います

退院までにシャワーの練習と洋服を着替える練習をします。手術の術式によってしてはいけない動作が違います。何種類かパターンをわけて注意点を理学療法士、看護師と共有しています。

  1. 腱板縫合SSP=棘上筋の縫合
  2. 腱板縫合SSP+SSC=棘上筋と肩甲下筋の縫合
  3. 腱板縫合SSC=肩甲下筋の縫合
  4. 滑膜切除・拘縮解離(デブリ)
  5. Bankart=脱臼の手術
  6. SLAP=投球障害肩の手術
  7. リバース=人工肩関節
  8. 肩鎖関節脱臼

リハビリテーション プロトコル(可動域・運動開始時期)

術式 他動開始 屈曲外転 下垂外旋 自動開始
1.腱板縫合 SSP 翌日 3週
他動30°以上キープ
制限なし 6週
2.腱板縫合 SSP+SSC 翌日 3週
他動30°以上キープ
3週まで
0°まで
6週
3.腱板縫合 SSC 翌日 制限なし 3週まで
0°まで
6週
4.滑膜切除・拘縮解離 翌日 制限なし 制限なし 翌日~退院時
5.Bankart 1週 2週まで
90°まで
4週まで
0°まで
4週
6.SLAP 翌日~1週
痛みに応じて
3週まで
150°まで
3週まで
45°まで
1~3週
痛みに応じて
7.リバース 1週 2週まで
90°まで
内旋外旋禁止 3週
8.肩鎖関節脱臼 1週 しばらく
90°まで
制限なし 2週

リハビリテーション プロトコル(装具・生活制限)

術式 装具種類 枕除去→(わきしめOK) スリング除去 シャワー
1.腱板縫合 SSP ウルトラスリング 3週 6週 ペットボトル装具
2.腱板縫合 SSP+SSC ウルトラスリング 3週 6週 ペットボトル装具
3.腱板縫合 SSC ウルトラスリング 3週 6週 おなかに手を置く
4.滑膜切除・拘縮解離 ブルー装具 翌日~退院時 1~3週
(抜糸時)
フリー
5.Bankart ウルトラスリング
(外旋ベルト)
1週 4週 おなかに手を置く
6.SLAP ウルトラスリング
ブルー装具
1週 3週 おなかに手を置く
7.リバース ウルトラスリング 2週 3週 抜糸まで禁止
8.肩鎖関節脱臼 ブルー装具 翌日 3、4週 おなかに手を置く

※LHB固定の際は、1週から肘ROM開始、自動およびMild他動、過伸展禁止。

退院後のリハビリ・外来受診

外来リハビリは週2回程度 最長術後150日まで(経過によって頻度、期間はかわります)

外来受診の目安(経過により違います)

時期 内容
術後3週 Xp、装具の枕除去
術後6週 Xp、装具完全除去 自動運動開始
術後9週 可動域チェック
術後3か月 Xp、MRI、肩スコア
術後4か月 Xp
術後5か月 診察のみ、外来リハビリ終了
術後半年 Xp、MRI、肩スコア
術後8か月 Xp
術後10か月 診察のみ、経過良ければスキップあり
術後1年 Xp、MRI、肩スコア